池ノ内亮介さんの投手時代
2011年の育成ドラフト会議で広島東洋カープから2巡目で指名を受け入団。
その後フェニックスリーグでの投球内容が評価され2012年に一軍の春季キャンプに選ばるも、
登板の機会に選ばれずようやく迎えた2014年7月15日の横浜DeNAベイスターズ戦にて、
中継ぎとしてプロ初登板し無失点に抑えました。
池ノ内さんはその当時を振り返って「とにかく必死。無失点だったけど内容が悪かった」と苦笑いを浮かべます。
そうしたプロ初登板を何とか切り抜けた池ノ内さんですが、
球団からは投球内容が安定していないということから、
翌2015年に球団から戦力外通告を受けます。
その年の11月10日にプロ野球選手としての生き残りをかけトライアウトに参加するも
打者3人から2塁打1本を含む2安打を受けプロ野球人生に幕を引く結果とすることになりました。
第2の人生として選んだ警察官
きっかけは知人が警察官だったことから興味を持ち、2016年の夏に大阪府警独自の自己推薦方式の採用試験に挑戦し、
翌2017年8月に巡査を拝命、今の寝屋川署には2018年の1月から勤務しているとのこと。
現在は鋼板を訪れた人に道を案内したり、落し物の持ち主を探したりといった業務が主となっているようです。
住民から「ありがとう」と感謝の言葉をかけられるたびにプロ野球時代ファンから声援を受けた時と似た充実感があるといいます。
夢は住人から頼りにされる警察官とのこと。
池ノ内亮介さんの現在に世間の反応は
そうした第2の人生を手に入れ日々努力されている池ノ内さんにネットでは
どちらの職業も子供が持つ夢の理想系、ふたつ叶える事は簡単ではない!
第二の人生頑張って下さい
実直そうな見た目だし苦労もしてるし体力は凄いし、良い警察官になりそう。頑張って幸せになって欲しい。
お巡りさんおめでとう、良い警察官に慣れると思う。
第二の人生、地域の安全と幸せのために頑張って下さい。
応援しています。
真面目な方でしたし、充実したセカンドキャリアを積まれているようでなによりです。
カープを退団された方が新しい人生を歩んでいるのを見るとファンとしても安心します。
初登板をテレビで見てました。
確かに安定感はありませんでしたが、それを補う気迫が画面から伝わりました。
弱い時代でしたが、貴方の気迫は津田投手と重なる部分がありました。
引退は残念でしたが、警察官としてのご活躍、広島からお祈りします。
yahooニュースコメントより
カープファンはもとより、まじめな人柄に応援しているというコメントが、あふれています。
こうしたところからも人柄の良さをうかがい知れます。
最後に
プロ野球選手として大きな実績は残せなかったのは残念ですが、
持ち前の実直さとまじめさと努力で夢を掴み第2の人生を歩み始めた池ノ内さん。
今後も努力は怠らず「市民に感謝される警察官になる」という目標を立てられているそうです。
池ノ内巡査の今後に期待が寄せられます。